Nonoの奏でるタオライアーは、まるで自然が奏でるメロディー。
ただただ流れる音階ではなく、日々自然を心と身体で感じているからこそ生まれる即興的演奏。
感じたままに表す音の粒は、時に風になり、時に雨粒になり、こんこんと湧き出る泉になり…そしてさらさらと流れる雪どけ水のように聴く人の心へ伝わってくる。
体に乗せたときに伝わる振動は、その人一人ひとりを感じ取り、寄せては返す波のように体全体に響いていく。
ピアノ伴奏者として繊細に相手を感じ、供に音楽の流れを創り出した経験、そして生まれ持った感受性の豊かさを生かしたものとなっている。
柔らかな雰囲気のなかにある芯の強さから紡ぎ出される彼女の音に魅了される人は後を絶たない。
これからも彼女は空の美しさと大地の雄大なエネルギーを感じ奏でることで、人と自然を繋いでいくだろう。
命の輝き…まさに彼女の音は輝く命の鼓動なのだ。